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帰省の収穫

しばらく実家に帰省しておりまして,英気を養って参りました.

卒業研究の題材を探しながらも,ゆったりとした良い休暇になったんではないかなと思います.

(そんな暇はないはずなんだが・・・)

そんな中,父親の一言で興味が湧いたものがあります.この写真を見てください.

IMAG0249-convert.jpg

これ,なんだと思いますか?

これは,杉の薪の,皮の部分を剥がしたものなんです.そしてこの不思議な模様は,この薪の中で孵化して,その後成虫になるまでにカミキリムシの幼虫が食べた跡.ところどころ見える小さい穴が,内部から表面に出てきたときの穴なんでしょう.

ここで注目できる点として,これらの幼虫は,薪の外側につながるような食べ方はしていない,ということがあります.

IMAG0255-convert.jpg

上の写真のように,外側ギリギリまでを食べて,はみ出さないようになっていることも解ると思います.そしてこのことは,薪になった後に幼虫が生まれたことも意味しています.

(ちなみに上の写真2枚は,家の裏の薪小屋からもってきて,皮を剥ぎ,幼虫の糞を全て取り除いた後の写真です.)

どのようにしてこのように不思議な(気持ち悪い)模様が生み出されるのか.そのモデル化にすごく興味が湧きました.

研究にどうつながるのか,そしてもし研究をすすめたとして,社会にどのように役立つのか,今のところ全くわからないのですが,しかしとても面白い模様です.少しだけ調べてみたんですが,カミキリムシのこのようなパターンについて,特化して述べた論文は少なくとも見当たりませんでした.これから,虫食いのパターンについての先行研究をあたってみたり,このようなパターンが,カミキリムシだけに見られるものなのか,それとももっと一般的に見られる現象なのか,そのあたりも調べてみようと思います.

あぁ,時間だけが過ぎてゆく・・・(笑)


追記:2014/09/08

数値シミュレーションをしてみました.(Pythonで数値シミュレーション(3) - カミキリムシが薪を喰う(要改良)